
綿は、あおい科ワタ属に属する「綿花」から採れる植物繊維。花が散るとコットンボールというクルミの形に似た果実ができ、成育すると自然に割れて中からやわらかな種子が吹き出します。綿の原料となるのは、種子に密生しているリントと呼ばれる細い繊維。この繊維の長さによって、超長繊維綿、長繊維綿、中繊維綿、短繊維綿、極短繊維綿に分類され、長いものほどしなやかで弾力性に富み、同じ綿とは思えないほど高品質の綿製品となります。
綿の特徴は、保温性・吸収性・弾力性にすぐれていること。その特長を生かして、寝具では、ふとんの詰めもの、側地、綿毛布、タオルケット、カバー・シーツ、ナイティなどオールマイティに活躍しています。
木綿わたは弾力性にとみ、保温性や吸湿性にすぐれているため、掛けふとんや敷きふとんの詰めもの素材として昔から使われています。吸湿性にすぐれているものの、いちど湿り気をおびるとなかなかもとに戻らないため、必ず日に干す必要があります。しかし回復力はバツグン。ふっくら・やわらかなふとんに戻り、干し草のような匂いに包まれて眠るのが好きだからという理由で、綿ふとんを選ぶ方も多いようです。
長期間の使用によってわたが固まってきますが、「打ち直し」をすることで繰り返し使用できるのも木綿わたならではの特長です。
ポリエステル素材のわたを使用したふとんです。弾力性、保温性など、ふとんわたに必要な性能を備えています。木綿わたの半分ほどの軽さなので毎日の上げ下ろしがとてもラク。側地では、超極細の合成繊維を緻密に織り上げ、ダニの侵入を防ぐようにしたものもあります。合繊ふとんは虫やホコリを寄せ付けず、衛生的で価格も手頃なので、日に干す機会の少ないご家庭や、ひとり暮らしの方に適しています。