- 綿ふとんの特徴はなんですか?
- [1]木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力に富んでいます。また木綿の繊維は、中空で天然のよじれを持っているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放湿すると共に、あらゆる繊維の中で最も優れたかさ回復力を持っています。
[2]木綿わたは寝返りをうちやすい適当な硬さとクッション性を持っており、特にインド、パキスタン産のデシ綿(繊維が太く短い物)と呼ばれる綿花は敷きふとんに適しています。また掛けふとんには、メキシコ、アメリカ産の繊維が細く長い綿花がドレープ性を発揮し掛けふとんに適しています。
[3]木綿わたにはJIS規格があり、かさ高性、圧縮弾性、白色度等の品質によって、特級、一級、二級、ポリエステル混の四種類に分けられており、価格も異なっております。 - 敷きふとんには、綿100%の物と綿とポリエステルの混じった物がありますが、どちらが良いでしょうか?
- 綿100%は吸湿性に優れ、ポリエステル混の物は軽くてかさ高性と弾力性に優れています。 お好みによって違いますのいで、一概にはどちらが良いとはいえません。ただ、綿100%もポリエステル混も、どちらも木綿わたの品質が決め手となりますので、全国寝具寝装品協会の発行する「GFマーク」の付いたふとんを選び下さい。
また、綿とポリエステルの混用割合は、ポリエステルの比率が30%くらいが適当です。 - 綿ふとんを購入するときどんな点を注意したらよいでしょうか?
- ふとんを購入する場合には、初めに品質表示で中わた等の組成を確認すると共に、見本袋によって中わたを確認し、更に全体の仕上がり状態の外観を確認してください。また、全日本寝具寝装品協会が発行している「GFマーク」が付いているかどうか、GFマークの付いている物を選ぶ方が安心です。いずれにしても、あまり安い物はお避けいただき、信頼の出来るお店でお買い求めになると安心です。
- ふとんの下取りセールにおける商品の品質はどうでしょうか。
- 価格とメーカーによっても違いますが、信頼のおけるお店でお買い求めになれば安心です。良い品質の商品は、当然それなりの価格はするものと思いますので、あまり安い物はお避けいただくほうが無難です。また、下取りセールはお客様の不要のふとんを廃棄処分するというサービスを兼ね備えたセールです。
- 座布団は、綿わたとウレタン入りとどちらが良いでしょうか?
- 綿わたの座布団は座り心地、吸湿性等に優れています。ウレタンを中心に綿わたで包んだ座布団は、弾力性、吸湿性、軽さの点で優れています。どちらが良いかは、お好みと用途等によって違うと思いますので、それらの条件を考慮しお選び下さい。
- 綿ふとんの打ち直しは何回ぐらい出来るでしょうか?
- 打ち直しは固くなった綿をときほぐすもので、傷んだ繊維を直すものではありません。固くなった綿をほぐす時に、機械でわたの繊維を切り短くなったりしますので、かさ高性の回復力等の性能が落ちますから打ち直し後はわたが固くなりがちです。
打ち直しをされる場合は、2回くらいが限度でしょう。 - 10年以上使用しているふとんは打ち直し出来るのでしょうか?
- 10年以上使用していると、わたの繊維が相当劣化していると思われますので、打ち直ししても、その効果はあまりないと思います。
快適に使用していただける期間は、掛けふとんで約五年、敷きふとんで約3年くらいが標準ですので、打ち直しの目安にもなります。10年以上お使いになれば衛生的な新しいふとんに買い換えられ、気持ちよいふとんをご使用されてはいかがでしょうか? - 未使用の綿ふとんを長期間保管してあるがどうしたら良いでしょうか?
- 木綿わたも長年保管しておりますと、使わなくとも徐々に繊維が劣化してきますので、手入れしてもすぐにわたが固くなったり、暖かみが無くなっているものと思います。しかし、手にさわってまだ綿がソフトで張りがあれば、側を修理すると共に、綿を打ち直し等で新しいわたとミックスするか、ポリエステルわたとミックスする事をお勧めします。
- 現在使用している綿ふとんを日干ししても元に戻らないが、わたがダメになったのでしょうか?
- 木綿わたにも寿命がありますので、時間と共に綿の繊維そのものが徐々に劣化します。日干しをしてもかさが回復しないと言うことは、綿の繊維が相当傷んでいる物と思われます。快適に使用していただける期間は、掛けふとんで約5年、敷きふとんで約3年くらいが標準ですので、打ち直しを行う目安でもあります。
- 現在使用している綿ふとんを快適に使うには、どのような管理、手入れが必要でしょうか?
- 天然素材には素材特有の臭いがあります。天気が良い日に10時から午後3時くらいの間に、2〜3時間、表と裏の両面を天日でしてください。干した後はふとんを強く叩かないでください。ふとんたたきで叩くと中のわたがちぎれますのでご注意下さい。大きめのブラシで優しくホコリをはらうかんじで、又は電気掃除機で吸い取る方法をお勧めします。また、ふとんの丸洗いか、打ち直しをするのも方法です。なお、湿度の高い日に干したり、湿度の多いところに収納しますと逆効果になりますのでご注意下さい。